(CNN 4月22日)
英国の物理学者、スティーブン・ホーキング博士(66)が、
米航空宇宙局(NASA)設立50周年を記念して、
米ジョージワシントン大学で講演。
講演は、「地球外生命体は存在するかどうか」がテーマ。
おそらく人類は孤独ではない、とホーキング博士は語り、
ではなぜ宇宙人が流す電波をわれわれは傍受できないのか、
例えば「エイリアンクイズ番組」のような放送電波に遭遇しても
いいのではないかと問い掛けた。
地球外生命体は存在しないかもしれないし、存在するとしても、
宇宙に電波を送る技術があるのなら、
核兵器開発能力も持っていると考えることもできる。
しかしホーキング氏は3番目の可能性を信じたいといい、
「原始的な生命体は非常によくあるが、知的生命体は極めて稀有だ。
地球でも、それ(知的生命体)はまだ発生していないという意見もある」。
宇宙人に恐怖を感じないかとの問いには、
宇宙人に誘拐されるという話は妄想だとしても、
宇宙人は地球人とは違うDNAを持っているかもしれず、
「もし宇宙人に出会ったら、地球人が抵抗力を持たない病気に
感染するかもしれない」。
人類の宇宙探査については、
「もし人類があと百万年生き続けようとするのなら、
前人未到の領域に踏み込む大胆さが必要」。
宇宙探査に予算を割くことを渋る人たちは、
1492年のコロンブスの冒険に反対した人たちと同じだと言い、
「新世界の発見は、旧世界に根本的な変化をもたらした。
ビッグマックもKFCもなかったかもしれないと考えてみてほしい」。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200804220015.html
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