(岩手日報 5月14日)
住田町で、住民と有識者がともに地域づくりを考える座談会(全5回)
が始まった。シンクタンクの東北開発研究センター(仙台市)が、
本年度同町で展開する「コミュニティ自立支援プロジェクト」の一環。
住民自ら地域の魅力を創造し、発信する力を掘り起こす。
プロジェクトは、東北6県と新潟県内の市町村を対象に公募が行われ、
応募した8自治体の中から同町が選ばれた。
内容は、「座談会」、「地域づくり塾」、「町職員の能力向上研修」の3本柱。
有識者4人による自立サポートメンバー(委員長・山田晴義宮城大副学長)
が派遣されている。
座談会は五葉、下有住の両地区で始まった。
五葉地区公民館で開かれた座談会で、山田委員長は
「地域力を結集できるような方策を探りたい」、
住民約30人と地域の長所や課題などを話し合った。
両地区での座談会は月1回、9月まで開かれる。
地域づくり塾は、次世代のリーダー育成が狙い。
全町から20-30人を公募し、7月から全5回の講座を開く。
職員を対象とした研修は4月30日に始まり、コミュニティー支援の在り方や
住民と行政の協働について考えている。
座談会に参加した五葉地域づくり委員会の川村勝人会長は、
「地域活性化のために何かをしたいという思いは持ち続けてきたが、
実現はなかなか難しい。発想を変えることで、さまざまなことに取り組みたい」。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080514_11
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