(岩手日報 5月13日)
達増知事が、沿岸地域に滞在し住民と意見交換などをする
「移動県庁」は、宮古市で始まった。
関係部局長、地方振興局長らが出席した沿岸圏域庁議で、
官民一体となった「沿岸広域観光推進戦略会議」を
6月に設置することを決めた。
平泉文化の世界遺産登録を見据え、沿岸部の観光振興を推進。
移動県庁は、県政の重要課題の県北・沿岸振興を図ることが
目的で、初めての開催。
沿岸圏域庁議は、宮古地方振興局で開かれ、県の関係部長と
宮古、釜石、大船渡の地方振興局長らが出席。
平泉の世界遺産登録を見据え、観光客を受け入れる交通手段への
支援など振興策を決めた。
達増知事は、庁議後の記者懇談会で
「県北・沿岸圏域は、大きな可能性を持つフロンティア。
世界を相手に、海産物などの交易を行った進取の気性に富んだ地域」。
「県民所得や雇用、医療などで格差があるが、
これらの解消へ向け全身全霊で取り組む」。
達増知事は、大槌町の地域づくり団体とも懇談。
釜石市では、海洋関係研究機関と意見交換。
14日は、大船渡市や住田町を訪問。
29、30日は、二戸市や久慈市など県北地域で実施する予定。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080513_13
0 件のコメント:
コメントを投稿