2009年9月10日木曜日

元Jリーガーら授業 遠野でJFAの教室始動

(岩手日報 9月2日)

サッカーのまち・遠野市で、日本サッカー協会(JFA)主催の
「JFAこころのプロジェクト夢の教室」が始まった。
同市を訪れたJFAの川淵三郎名誉会長が、市と協定を締結。
遠野北小(中浜艶子校長、児童388人)で、
元Jリーガーらが教壇に立ち、夢や目標を持つことの大切さを伝えた。

調印式は、同市新町のあえりあ遠野で行われ、
川淵名誉会長と本田敏秋市長が協定書に署名、握手を交わした。
川淵名誉会長は、「遠野のわらすっこの夢、希望を育てるという
期待に沿って事業を進めていきたい」とあいさつ。

元Jリーガーの安永聡太郎さん(33)、
元サッカー女子日本代表の川上直子さん(31)が、遠野北小を訪問。
体育館で「だるまさんがころんだ」などのミニゲームで
6年生と体を動かし、チームプレーの大切さなどを伝えた。
後半は、安永さんが「夢」をテーマに体験談を語った。

「やっちゃん」と名乗り、和やかな雰囲気で講演した安永さんは、
小学4年から一日も休まずに練習に打ち込み、
Jリーガーという夢をかなえる過程と、プロ入り後に味わう
挫折などを交えて話した。

授業を受けた菊池奨梧君は、
「プロのサッカー選手になって、やっちゃんよりうまくなりたい」、
沖舘芙実さんは、「医者になって、みんなの病気を治したい」と
それぞれの夢を広げた。

安永さんは、「できるまであきらめずに続ければ、何でもできる。
せっかく出会った仲間を大切に、つらいことも楽しいと思える
一歩を踏み出してほしい」と呼び掛けた。

2日は小友、達曽部の2校で実施。
今後は、市内全11小学校で行われる。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090902_4

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