(2010年10月19日 WIC REPORT(厚生政策情報センター))
厚生労働省は、医療保障制度に関する国際関係資料について発表。
(1)2008年におけるOECD加盟国の医療費の状況
(2)2007年の、G7諸国における総医療費(対GDP比)と
高齢化率の状況
(3)2007年時点の、医療分野についての国際比較
(4)主要国の医療保険制度概要。
(1)のOECD(経済協力開発機構)加盟国における医療費の
状況を見てみると、日本は総医療費の対GDP比は8.1で、
31ヵ国中22位、1人当たり医療費は2729ドルで31ヵ国中20位。
総医療費(対GDP比)、1人当たり医療費とも、1位はアメリカで、
それぞれ16.0、7538ドル。
(3)の国際比較から、「人口1000人当たり総病床数が際立って多い」、
「病床100床当たり医師数・看護職員数は逆に非常に少ない」、
「急性期、医療全体で見ても、平均在院日数は極端に長い」、
「1人当たり外来診察回数が多い」などの特徴が
日本の医療には存在することが分かる。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/10/19/127121/
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