(毎日 7月16日)
日本体育協会(体協)とJOCの創立100周年を記念した
シンポジウムが15日開かれ、スポーツの過去100年の成果や教訓を踏まえ、
今後100年に果たすべき使命を集約した「スポーツ宣言日本」を採択。
体協とJOCの前身となる大日本体育協会は1911年、
柔道の創始者、嘉納治五郎氏によって創立。
趣意書には、「国民体育の振興とオリンピック競技大会参加のための
体制整備」と記されたが、今回のスポーツ宣言は、趣意書の志を継承しつつ、
「21世紀における新たなスポーツの使命」と題し、
各地で行ったシンポジウムなどの意見も参考にまとめられた。
宣言では、
(1)公正で福祉豊かな地域生活の創造に寄与する
(2)環境と共生の時代を生きるライフスタイルの創造に寄与する
(3)フェアプレーの精神を広め、深めることを通じて平和と友好に
満ちた世界を築く--の3点を柱。
◇IOC会長講演
シンポジウムでは、IOCのジャック・ロゲ会長が特別講演を行い、
「スポーツ界は、ドーピングや人種差別、不正などさまざまな危険に
さらされているが、今こそスポーツの意義を有効に活用しなければならない」
などと強調した。
http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/archive/news/2011/07/16/20110716ddm035050116000c.html
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