(岩手日報 2月3日)
県内社長1万1525人の平均年齢は、61歳9カ月。
全国平均より2歳2カ月高齢で、交代率も低い―。
帝国データバンク盛岡支店が行った本県社長分析調査。
背景には、後継者難が浮かび上がる。
出身大学は、日本大がトップ。
県内社長の平均年齢は、資本金が大きくなるにつれて上昇。
資本金1千万円未満は60歳9カ月、
5億円以上10億円未満は67歳9カ月。
2010年の社長交代率は2・15%、全国より0・32ポイント低い。
企業の大半を占める中小零細企業が後継者難に直面し、
社長在任期間が長期化。
大卒社長2160人のうち、出身校は日本大の278人が他を引き離した。
本県は、歯科などの開業医が多く、岩手医大が153人で2位。
出身地は、本県の9921人がトップで、2位以下は宮城県156人、
東京都133人、青森県119人の順。
女性社長は739人で全体の6・41%、全国より0・53ポイント高。
県内社長の平均年齢の高さ、交代率の低さについて、
「景気低迷が続き、他には経営を任せられないという
意識もあるのではないか」
調査は、帝国データバンクの企業ファイルから10年12月時点で、
県内に本社を置く企業の社長を対象。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110203_14
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