(岩手日報 5月5日)
東日本大震災で大きな被害を受けた釜石市を本拠地とする
社会人ラグビーの釜石シーウェイブスRFCを支援する組織
「スクラム釜石」が4日、発足。
チームの前身、新日鉄釜石のOBらが結束。
サポーター会員の拡大を図り、シーウェイブスの支援を通じて、
被災地の復興を後押し。
設立記者会見は、東京・丸の内で開かれた。
ともに元日本代表で、スタンドオフとして活躍した
松尾雄治さん(57)がキャプテンに、
プロップとしてチームを支えた石山次郎さん(53)が代表に就任。
松尾さんは、「日本選手権7連覇を達成できたのは、
皆さんの心からの応援があったから。
今後も、チームと街の人が良い関係を保っていけるよう支援する」
石山さんは、「チームが勝てば、釜石が活気づき、
それが岩手や東北全体の元気につながるだろう。
側面から継続して支援していく」
「スクラム釜石」は、OBやラグビーファン約20人で発足。
チームの運営資金不足が見込まれるため、
1万人のサポーター会員登録を目標に掲げ、
首都圏の試合会場などで活動を展開。
ラグビー教室など、普及活動にも協力する。
シーウェイブスの高橋善幸ゼネラルマネジャーは、
「新日鉄釜石時代から、継続してチームを応援している人が多いので、
スクラム釜石の活動は心強い」と感謝。
「スクラム釜石」の問い合わせは、
事務局の電子メール(scrumkamaishi@gmail.com)へ。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110505_2
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