(岩手日報 5月23日)
岩手町が、総合運動公園内に建設していたスポーツ文化センターが完成、
同センターで竣工式が行われた。
老朽化が進んだ町体育館に代わる町民待望の施設。
町民ら約700人が出席し、スポーツ・芸術文化の拠点完成を祝った。
民部田幾夫町長が、「スポーツや芸術文化活動に利用できる場を
確保することは、長年の悲願だった」
町民合唱団と出席者が、真新しいアリーナに町民歌を響かせたほか、
北上川清流太鼓や町内の園児がアトラクションを行い、会場を盛り上げた。
同センターは、鉄筋コンクリート造りの平屋で、延べ床面積3057平方メートル。
事業費約10億円のうち、約9割を国の交付金で賄った。
アリーナは1324平方メートル、バスケットボールコート2面分の広さを確保。
観覧席は約270席、ステージや照明設備も設けた。
トレーニングルームには器具16種類をそろえ、
競技スポーツやお年寄りの体力づくりにも利用されそう。
本格オープンは6月から、今月はアリーナを無料で町民に開放。
町体育館は、沼宮内高の旧体育館を活用、
建築から40年以上が経過。
屋根の劣化で雨漏りし、新たな施設を求める声が体育・文化関係者から。
新しいステージで3曲を披露した川口中吹奏楽部の滝本佳央さん(3年)は、
「こんな大きな舞台で、演奏できてうれしい。いい思い出になります」と笑顔。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110523_10
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