(WebMD 9月27日)
仕事上のストレスと、支援の乏しい職場がうつ病を増加させる-。
この調査は、ロチェスター大学のEmma Robertson Blackmore
精神医学研究者らによるもの。
Blackmore博士らは、2002年にカナダの労働者24,300名と面接し、
労働者のうつ症状について質問。
この面接に基づいて、労働者の4.6%が大うつ病の診断を満たすと結論。
うつ状態の従業員では、仕事のストレスが顕著であった。
「男性では、仕事に伴う緊張の大きさ、職場における社会的支援の低さ、
雇用確保の低さ、心理的欲求の高さと、
大うつ病エピソードとの間に関連が認められた」。
女性では、このリスクが若干異なった。
ストレスの大きい仕事は要因ではなかったものの、
「女性では、社会的支援の低さと意思決定権がないことと、
大うつ病エピソードとの間に関連が認められた」。
この調査にはいくつかの制限がある。
例えば、労働者のうつ状態の原因が仕事にあるのか、
それとも他のことがその労働者のうつ病に関与しているのかを明らかではない。
Blackmore, E. American Journal of Public Health, November 2007; vol 97. News release, American Public Health Association.
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=SPECIALTY&categoryId=580&articleLang=ja&articleId=56730
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