2010年12月15日水曜日

岩手医大に最新鋭MRI 認知症やうつ病解明へ

(2010年12月9日 共同通信社)

岩手医大は、国内最高級の性能となる最新鋭の
磁気共鳴画像装置(MRI)を、矢巾キャンパスに導入すると発表。
来年2月から運用を開始、脳卒中や認知症、うつ病などを対象に、
予防や治療に直結する研究に活用。

装置に用いる磁場の強さは7テスラで、病院で医療用に使われる
MRIより、2~5倍精細な画像が得られる。
同性能の装置は、国内では新潟大に続き2例目。

研究は、人だけでなくサルやマウスなどでも実施。
細かな脳の血流などの観察が容易になるほか、
脳神経細胞の機能を調べることも可能で、疾患を早期発見する
新たな検査手法の開発が期待できる。

装置は、米GEヘルスケア製で約10億円。
北海道大や大阪大なども、研究チームに参加する。

小川彰岩手医大学長は、「脳卒中やうつ病の治療例が多い
岩手医大の特徴を生かし、研究成果を世界に発信したい」

http://www.m3.com/news/GENERAL/2010/12/9/129545/

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