(2011年2月17日 読売新聞)
じんましんなどアレルギー反応は、体内時計に制御されていることを、
山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)の研究チームが、
マウスの実験で明らかに。
アレルギー性疾患の新たな予防や治療法の開発につながる
可能性がある。米国の学会誌に近く掲載。
中尾教授は、鼻炎やぜんそくの症状が朝方に悪化することが多いなど、
アレルギー反応が特定の時間帯に起きやすいことに着目、
睡眠や血圧など一日のリズムを制御する体内時計が、
アレルギー反応と関係しているとの仮説。
実験では、体内時計で中心的な役割を果たす遺伝子を変異させて、
マウスの体内時計を乱した。
その結果、特定の時間帯だけでなく、
一日中アレルギー反応を示すようになった。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/2/17/132536/
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