(2011年5月3日 毎日新聞社)
平塚市は、自殺防止対策で昨春導入したインターネットによる
メンタルヘルスチェック機能「こころの体温計」
(https://fishbowlindex.jp/hiratsuka/)に、
先月から新たに「赤ちゃんママモード」と「家族モード」を加え、
「心の健康診断」を細分化した。
赤ちゃんママモードは、慣れない授乳などで、
睡眠不足が重なり、心身のバランスを崩しやすい出産後の女性が対象。
「明るく楽しい気分で過ごせた」、
「日常生活の中で興味のあることがたくさんあった」など5項目について、
「半分以上」、「ほんのたまに」などの6段階の中から、
自分に当てはまる状況をチェックすると、
「少しお疲れ気味ですね」など、四つの判定が出る仕組み。
赤ちゃんを抱く女性の表情が朗らかだったり、
涙を流すなどしているイラストとともに表示される。
家族モードは、家族や職場など「本人」の近くにいる人たちが
チェックする仕組み。
周囲の人たちがアドバイスなどを考えることができる。
昨年4月から、同市が始めた「本人モード」は、
1年間で5万8305件の利用があった。
同市くらし安全課は、「心の健康は目に見えないので、
知らないうちに悪化していることもある。
今回は、『産後うつ』などをチェックできる分野を増やしたので、
気楽に利用してほしい」と呼びかけている。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/5/6/136120/
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