(岩手日報 3月18日)
県議会2月定例会は、予算特別委員会(関根敏伸委員長)を再開。
教育委員会、企業局を審査。
2016年開催予定の2巡目岩手国体の主会場選定に関連し、
法貴敬教育長は「(主会場地が決まるまでは)県営運動公園内に
整備予定のドーム型屋内練習施設と、同公園内の陸上競技場を
第2種競技場に改修する予算執行を留保する」
県によると、国体の主会場は5月下旬にも決定する見通し。
柳村岩見氏(自民クラブ)の質問に答えた。
法貴教育長は、「競技場を選定する国体準備委員会は、
陸上競技をどこでやるかまだ決めていない。
結論が出るまでは、予算執行を留保させていただく」と答弁。
県教委は、09年度一般会計当初予算案に、県営運動公園内に
ドーム型屋内練習施設整備の地質調査費など1200万円を計上。
陸上競技場は、国体の陸上競技が開催可能な第1種公認を見送り、
第2種競技場として改修する費用約1億9000万円を盛り込んだ。
盛岡広域の市町村長らは、県営運動公園陸上競技場を第1種公認として整備し、
国体主会場として選定するよう求める要望書を県に提出。
法貴教育長の答弁は、「見切り発車的」にドーム施設などの整備に
着手することで、盛岡広域の反発は強まると判断。
法貴教育長は、県営運動公園陸上競技場を第1種公認として整備する場合、
盛岡市や雫石町が応分の負担をする方針を表明していることについて、
「いくら出すと言っても、それは決定したものではない。
まずは盛岡市の意向を確認する」と述べるにとどめた。
県国体推進課によると、主会場となる開閉会式会場は、
今月30日の国体準備委員会の常任委員会で選定の検討状況を報告。
4月中旬の候補施設視察などを経て、5月下旬の同常任委員会で決定。
県営運動公園のほか、北上市の北上総合運動公園が有力候補地。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090318_4
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