2009年9月17日木曜日

夜食べると太る…本当でした 米グループ、マウスで確認

(朝日 2009年9月9日)

同じ量を食べても、本来は寝ている夜の時間帯に食べると、
昼間に食べるより太ることを、
米ノースウエスタン大のチームがマウスの実験で確かめた。

食事をとる時間帯が、カロリーの摂取と消費とのバランスに
大きな役割をはたしていることを示す成果。
国際医学誌オベシティー電子版に発表。

生まれてから毎日、12時間は明るく、12時間は暗くした環境で
飼い続けているマウスを、明るいときだけエサが食べられる
グループと、暗いときだけエサが食べられるグループに分け、
高脂肪のエサを与えて6週間観察。

摂取カロリー量や運動量に、グループ差は認められないが、
体重は暗いときだけ食べたグループは平均1.48倍も増え、
明るいときだけ食べたグループは同1.20倍で、有意差があった。

最近の研究で、体内時計が体内のエネルギー消費も
制御していることが明らかになってきていたが、
食事の時間帯と体重増加との関係を直接的に示した
研究成果はこれが初めて。

朝食をぬいて夜多く食べる人は、太りやすいなどの報告は
これまであったが、食事の時間帯の違いが本当に体重の増加に
関係しているのかは、よくわかっていなかった。

http://www.asahi.com/science/update/0908/TKY200909080062.html

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