(読売 1月5日)
光と熱(温度差)のどちらからでも電気を作り出せる発電素子を、
富士通研究所が開発。
1種類の素材だけで、光と熱の両方から発電できる装置は世界初。
体の状態をチェックする健康モニターなど、
24時間動く必要のある小型機器の電源として、数年後の実用を目指す。
素子の材料は、ポリ3ヘキシルチオフェンという有機化合物。
光を受けたり、温度差が生じたりすると、電気を出す性質がある。
プラスチックフィルム(縦4cm、横5cm)の上に、
この化合物の膜を作り、フィルムを4枚つなげたところ、
室内の光で1000分の1ワット、20~50度の温度差で、
1億分の1ワット程度の電力が発生。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110105-OYT1T00165.htm
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