(サイエンスポータル 2011年2月15日)
総合科学技術会議は、最先端・次世代研究開発支援プログラムの
採択課題329件を決定。
配分総額は、約486億円。
年度内に、各研究者に資金が配分。
グリーン・イノベーション関連が141件、ライフ・イノベーション関連が188件。
女性は82人で、全体の25%になる。
年齢構成を見ると、40~44歳が最も多く153人、35~39歳が93人、
研究者として、脂が乗った年齢層といわれる若手が3分の2。
最先端・次世代研究開発支援プログラムは、
将来、世界をリードすることが期待される潜在的可能性を持った
研究者に対する支援を目的。
既にスタートしている世界最先端研究支援プログラムに、
当初充てられるはずだった先端研究助成基金の一部500億円を、
次の時代を担う若手研究者に回し、配分する狙いから創設された経緯。
選定対象として、新成長戦略が重点とするグリーン・イノベーションと
ライフ・イノベーションを重視し、新たな科学・技術を創造する
基礎研究から、出口を見据えた研究開発まで、
挑戦的な研究課題を挙げていた。
人文・社会科学的側面からの取り組みも含めているのも特徴。
採択件数に占める女性研究者の割合を目標30%、
各都道府県で最低1件を採択し、地域の特色を生かした提案を
優先するなど、ユニークな選定基準を掲げていたが、
女性研究者の採択率が25%と目標の30%には届かなかったものの、
すべての都道府県から採択という目標は実現。
http://www.scienceportal.jp/news/daily/1102/1102151.html
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