(東海新報 1月18日)
陸前高田市気仙町の「仙台藩直参今泉御足軽御組後裔者会」
(菅野利夫会長)は16日、町内で先祖の供養式と総会を行った。
会員らは、先祖の冥福を祈るとともに、
代々の歴史を次世代に継承していこうと誓った。
供養式は、菩提寺の龍泉寺(江刺秀一住職)で執り行われ、
会員10人が出席。
一人ひとり九曜の紋が入った足軽の法被とはちまき姿で参列し、
先祖らに手を合わせた。
式後は、鉄砲町公民館で総会を開催。
菅野会長は、昨年の経過を振り返りながら、
「今期で会長職も任期満了となり、総会では新しい会長を決める。
よろしくお願いしたい」とあいさつ。
昨年の事業経過や会計報告に続き、協議では事業計画を
原案の通り承認。
平成23年度は、
▽文書類、武具類などの発掘、
▽他団体との交流、
▽祭りや行事への積極的参加――
を掲げ、各種活動に取り組んでいく。
役員改選では、伊藤理之副会長(東京都)を新会長に選任。
後半は、準会員で郷土史研究家の相模洋さんが、
「菊池家文書・旧組頭山田氏留之内から写取候」と題して講話。
会員間の交流を深め合う懇親会も行われた。
後裔者会は、同町鉄砲町などに住む今泉御足軽御組二十四家の
子孫たちで、昭和53年に結成。
先祖の霊を慰める供養式は毎年1月に行っている。
会長を除く新役員次の通り。
▽副会長=大谷裕一(気仙町)、
▽事務局=長沼正宏(同)、
▽会計=菊池達(同)、
▽監事=伊藤幸則(同)
http://www.tohkaishimpo.com/
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