(2011年1月18日 毎日新聞社)
つくば市は、新年度から再スタートする健康増進計画
「健康つくば21」に反映させるため、
市民の意見(パブリックコメント)を募集。
計画の素案では、成人男性の喫煙者率を22%以下に減らすなど、
具体的な目標数値を挙げたのが特徴。
同市は健康増進法に基づき、06年度から5カ年の健康増進計画を実施。
今回の2期計画(11~15年度)の策定にあたり、
2月8日まで意見を募り、3月中に計画を決定。
素案は、昨年実施した市民アンケートを基に作成。
栄養・食生活、休養・心の健康、喫煙・飲酒など7分野にわたり、
現状を把握したうえで、具体的な数値目標を導き出した。
肺がんなどの影響や受動喫煙が問題となっている喫煙では、
禁煙の意識向上や、飲食店などの分煙の環境づくりを進める。
成人男性の喫煙率は、昨年のアンケート調査で25・5%、
3・5ポイント引き下げ、22%以下を目標。
県が07年に実施した「総合がん対策推進モニタリング調査」結果では、
男性の喫煙者率が、「毎日吸う」39・2%、「ときどき吸う」2・0%、
計41・2%。
同市の喫煙者率25・5%は、県平均に比べ15ポイント以上低いが、
市は、「県平均の半分以下にしたい」と目標値について説明。
食生活では、食育を普及し、「朝ご飯をしっかり食べる」習慣を広め、
20代男性では、朝食を食べる割合を現況の65・8%から75%へ
引き上げるなど、各分野で細かく目標を立てている。
素案は、市庁舎の健康増進課や各公民館、市のホームページで閲覧できる。
http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/1/18/131118/
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