2008年6月14日土曜日

まめな動き、長生きの鍵 厚労省研究班が中高年調査

(共同通信社 2008年6月4日)

8万人以上の中高年男女を約9年間追跡した
厚生労働省研究班の疫学調査の結果、
体をまめに動かしている人は、そうでない人に比べ、
死亡リスクが30-40%低い。

仕事か余暇かの別にかかわらず、全体的な身体活動量が多いと
死亡リスクが低くなるとの結果。

国立がんセンターの井上真奈美がん予防・検診研究センター室長
「自分ができる方法で、よく動く時間を増やすのが
早死にの予防につながる」。

調査は、岩手から沖縄まで10都府県の45-74歳の
男女計約8万3000人が対象。
1995年以降の追跡期間中に、約4500人が死亡。

研究班は、筋肉労働やスポーツ、歩いたり立ったりしている時間などを
アンケートし、対象者の1日当たりの平均身体活動量を算出。
その量に応じて4グループに分け、活動量と死亡との関連を調べた。

活動量が最多のグループは、最少グループに比べて
男性で約30%、女性では約40%、死亡リスクが低かった。

疾患別にみると、男性では、最多グループが、
がんで死亡するリスクが約20%、心疾患による死亡リスクが約30%低下。
女性は、がん死亡のリスクが約30%低下。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=74349

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