(岩手日報 2月18日)
県内5大学(岩手大、県立大、岩手医大、富士大、盛岡大)で
構成する「いわて高等教育コンソーシアム」は、
2011年度、平泉文化を多角的に研究する
平泉文化研究会を立ち上げる。
考古学や歴史学、中国学など、さまざまな視点から研究を展開し、
研究者同士や県教委との連携も強化。
「平泉の文化遺産」の世界遺産登録への期待が高まる中、
平泉研究の深化を目指す。
設立準備会は、岩手大、県立大、盛岡大から9人が参加。
今後の運営、活動方針などについて、意見を交わした。
同研究会は、5大学の研究者で組織。
歴史学、考古学のほか、中国学や文学、植物学など、
さまざまな分野の研究者が集まり、多面的な視点で
分野横断的に研究を進める。
当面は、各研究者がテーマを設定する。
主な活動として、
▽研究成果発表会の開催
▽平泉文化フォーラムの県教委との共催
▽研究雑誌への論文掲載―などを予定。
将来的には研究を充実、発展させるための
外部資金の獲得も視野に入れる。
同コンソーシアムは09年4月、県教委と連携覚書を取り交わし、
平泉文化の共同研究を進めてきた。
同研究会の発足により、組織的な研究体制が整い、
県教委との研究交流の充実や連携強化も図りたい。
岩手大の菅野文夫教授(日本中世史)は、
「岩手県の大学が集まった組織として、それぞれの研究者の分野、
立場で研究を進め、発展させていきたい」
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110218_5
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