(朝日 2008年10月9日)
日本出身で、フィギュアスケートの米国ペア選手として活躍する
井上怜奈(31)が、がん保険のテレビCMに出演。
肺がんを克服して、06年トリノ五輪代表になった井上は、
「私の姿を見て励まされたという声を聞くと光栄。
多くの人に役立てる機会が持ててうれしい」
20歳の時、父雅彦さんを肺がんで亡くし、
98年には自分にも同じ病気が見つかった。
だが、これを乗り越え、00~01年シーズンから
ジョン・ボルドウィン(34)とペアを組み、06年全米選手権で優勝。
トリノ五輪に出場。
生きる強さに注目したアメリカンファミリー生命保険会社が出演依頼。
07年世界選手権(東京)の後、井上は現役引退を表明したが、
今年初めの全米選手権から復帰。
08~09年シーズンは、24日からのグランプリシリーズ開幕戦、
スケートアメリカに出場する。
「今は精神的にモチベーションもあげてやっていける。
バンクーバー五輪とかあまり先のことを考えず、
次にあるイベントや試合に集中していくだけ」
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