(CNN 12月9日)
インドネシア東部バリ島で開幕した
気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)に合わせ、
地球温暖化の防止を求める集会が、世界50都市以上で開かれた。
フィリピンの首都マニラでは、風車付きの帽子をかぶったり、
太陽を模したダンボールの面をかぶった何百人もの人々が市内を行進。
台北では、1500人前後の人々が、二酸化炭素排出に抗議する
スローガンが書かれた横断幕やプラカードを掲げた。
バリ島のCOP13会場前でも、大規模なデモ行進があり、
ニュージーランドの首都オークランドでは、
350人以上が草地に横たわって「気候SOS」の人文字を描いた。
ベルリンのブランデンブルク門では、
氷の彫刻家が15トンの氷からシロクマを制作。
また、ドイツ各地で商店街が5分間消灯した。
ロンドン市内では、大勢の市民が、国会議事堂広場に
自転車で乗り入れる抗議行動があった。
参加者らはかけがえのない地球を守るよう求め、
COP13進展の足かせとなっているブッシュ米政権を批判した。
主催者は、この日の抗議行動の最後に米大使館前に移動する考え。
フィンランドの首都ヘルシンキでは、商店街のアスファルトの道路に
スキーを履いた50人前後が現れ、
雪が降る寒い冬を呼び戻すよう指導者らに促した。
米国でもマサチューセッツ州ウォルデン池で、50人規模の集会があり、
シロクマに扮した参加者などが大統領や議員らの真剣な取り組みを求めた。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200712090006.html
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