2008年5月24日土曜日

データ捏造論文は14本 死亡した助教が担当

(共同通信社 2008年5月19日)

鹿児島大の医学部・歯学部付属病院に勤務していた
男性助教(38)=昨年11月死亡=が、
実験データを捏造した論文を、病理学会雑誌に発表していた問題で、
同大は、不正データを使った論文が計14本に上るとの調査結果を発表。

新たに不正が分かった13本の論文は、
2004~07年にかけ国内や米国の内科学、免疫学などの専門誌に発表。
6-11人の共同研究だが、いずれも助教が実験データの処理を担当。

同大は、助教が国から受けていた科学研究費補助金(科研費)
計約700万円を返還する方針。
共同研究者に対し、論文取り下げを勧告し、
捏造を見抜けなかった上司らの懲戒処分を行う。

助教は、自宅謹慎中の昨年11月に死亡。自殺とみられている。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=73059

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