(東海新報 5月16日)
住田町の遊林ランド種山で、県政懇談会
「草の根地域訪問『こんにちは知事です』が開かれ、
達増拓也知事が「すみた森の案内人」(佐々木義郎代表)の
メンバーと懇談を深めた。
懇談会は、県が重要課題とする県北・沿岸振興の推進を図るべく
沿岸地域で行っている「移動県庁」の一環。
県の「元気なコミュニティー100選」に選ばれた団体と懇談し、
県北・沿岸圏域の持つ資源にスポットライトを当て、
知事自身が現場に足を運んで行う地域住民との交流、意見交換を
今後の施策に生かしていこうとのネライ。
達増知事や高橋克雅大船渡地方振興局長、森の案内人の佐々木代表、
水野清副代表、佐々木慶逸事務局長、紺野好子さん、
佐々木康行さんのメンバー5人が出席。
知事は、「懇談は、コミュニティーの元気を県政に役立てたいとの趣旨」。
佐々木代表が、種山ケ原と五葉山森林公園、気仙川をフィールドとした
同組織のガイド活動、町の森林の科学館構想の一端などについて説明。
「案内人の活動は、素晴らしい資源を広く伝えたいと16年に始まり、
昨年は30回以上ガイドを行ってきた。課題は、会員不足」、
「一般の観光ツアーにはない、ふれあいが魅力と思う」、
「自然とともに先人が築いた文化も知り、伝えたい」。
知事は、「江刺の人首に親戚がおり、幼いころは種山で昆虫採集をした」
「岩手は、本州一の森林面積を誇り、森のよさについて
県民に知ってもらい、外への発信も広げ、県産材が売れる流れをつくりたい。
次世代に自然を伝えようという皆さんの活動をありがたく思う」。
懇談終了後は、小雨の降る中で案内人とともに種山を散策し、
活動のさらなる広がりに期待。
http://www.tohkaishimpo.com/
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