(毎日 6月10日)
世界保健機関(WHO)は、骨粗鬆症による骨折リスクを
予測する評価ツール(FRAX)を開発。
40歳以上が対象、身長や体重、喫煙や骨折歴の有無など12項目を指標、
10年以内に背骨や腕、大腿部骨折が起きる確率を予測。
骨粗鬆症は、骨密度が低下して、骨がもろくなる病気で、
高齢者の場合、骨折して寝たきりになる場合がある。
日本には、約1000万人の患者がいると推定。
専用サイト(http://www.shef.ac.uk/FRAX/tool_JP.jsp?locationValue=3)、
12項目のデータを入力。
大腿骨頸部BMD(骨密度)は省略できる。
発症リスクが表示され、数値が10%以上になると要注意。
評価法を開発した英シェフィールド大のジョン・ケーナス名誉教授は
「世界中の疫学調査をもとに作った。
骨密度不明でも骨折の可能性を予測できる」。
折茂肇・骨粗鬆症財団理事長は
「今後、数値がいくつになったときから治療が必要になるか
について基準を作りたい」。
http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2008/06/10/20080610ddm013100130000c.html
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