2008年9月14日日曜日

複合デバイスコース開講 岩手マイスター育成事業

(岩手日報 9月7日)

高度技術力と経営力を身に付けた技術者を育成する
岩手マイスター育成事業の複合デバイス(電子部品)技術コースは、
岩手大工学部でスタート。

同大の馬場守教授が、環境問題に触れながら持続的発展可能な
社会づくりのためのモノづくりについて解説。
受講生たちは、世界規模で成長する半導体関連産業の一つで、
さまざまな分野のデバイスの融合化に認識を深めた。

岩手大大学院工学研究科の小林華香さん(23)は、
「基礎理論から学び、やるからにはマイスターを目指したい」。

同事業は、社会人技術者や大学院生、大学生を対象に
受講無料で講習を行い、一定の講習、実務経験を積み試験に合格すれば、
マイスターに認定する。
地域再生を担う人材育成、モノづくり産業への付加価値を高める試み。

金型、鋳造、複合デバイスの3技術コースを設定。
鋳造は8月中旬から始まり、金型は9月中旬開講。

馬場教授は、「金型や鋳造は基盤技術で、複合デバイスは
1分野にとどまらない融合化の技術。
可能性は広く、自動車や半導体産業が集積する岩手の地で、
人材育成、技術開発につなげたい」。

http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200809/e0809071.html

0 件のコメント: