(東海新報 7月31日)
住田町の「地域づくり塾」は、町農林会館多目的ホールを会場に始まった。
次世代の地域リーダーを育成しようとの講座で、
11月まで全6回にわたって、地域づくり活動のノウハウを学ぶ。
講座は、行政と住民が協働した地域自治の基盤づくりを図ろうと
町が今年度導入した、(財)東北開発研究センターによる
「コミュニティ自立支援プロジェクト」の一環。
町内の20~40代の男女30人が参加。
小泉きく子副町長が、「塾を機会に、町総合計画基本構想の
『安心してずっと暮らすことのできる地域』実現のための
さらなる取り組みに期待したい」。
講師は、同プロジェクトサポートメンバーで、宮城大副学長の山田晴義さん、
せんだい・みやぎNPOセンター代表理事の加藤哲夫さん、
高崎経済大地域政策学部地域づくり学科准教授の櫻井常矢さん、
宮城大事業構想学部助教の鈴木孝男さん。
櫻井さんが、「これからの地域づくりに求められるもの」と題して講演。
「地方分権が進む中、地域づくりはこれまでの行政主導から、
住民ができること、できないことを考え提案していく形に変える必要。
皆さんには、俯瞰で住田町を見てもらったうえ、
課題や何をすべきかを考えてみてほしい」
参加者たちが、次回からのグループワークの予習として、
三点にポイントを絞っての自己紹介や講演で気付いたことの発表などを
和気あいあいと行い、今後の講座に向けて意欲を高めていた。
http://www.tohkaishimpo.com/
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