(読売 7月30日)
ヨーグルトや牛乳などのカルシウムを含む食品を多く食べる人ほど
脳卒中になりにくいことが、厚生労働省研究班
(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の
調査でわかった。
摂取量の多いグループは、そうでないグループより発症率が3割少。
対象者は岩手、秋田など4県の40~59歳の男女約4万人。
脳卒中などの病気と食事との関連を13年間調べ、
カルシウム摂取量に応じ、対象を5グループに分けて分析。
その結果、摂取量が最も少ないグループ(1日233ミリ・グラム)と比べ、
最も多いグループ(同753ミリ・グラム)は脳卒中の比率が30%少なく、
3番目に摂取量が多い中間のグループ(同439ミリ・グラム)でも21%低。
心筋梗塞などの心臓病は、関連が見られなかった。
研究班の磯博康・大阪大教授は、
「カルシウムが血圧を安定させ、脳卒中を起きにくくしている可能性がある」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080730-OYT1T00672.htm
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