(秋田経済新聞 1月15日)
北海道から鹿児島まで全国14カ所で開催する
宇宙教育ボランティア指導者の育成講座「リーダーズセミナー」が、
秋田セミナーを皮切りにスタート。
秋田大学「ものづくり創造工学センター」で開催した同講座には
これまでで最多となる50人が参加。
同講座は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙教育センターが、
宇宙教育ボランティアの指導者を育成するため昨年から開催。
「秋田で活動している『ロケットボーイ・ロケットガール』を
支援していく方針や、秋田大学と宇宙教育に関する協定を結んでいる」。
「宇宙教育」とは、青少年の「科学する心」を養う知識学習や体験活動、
人や自然との関わりの中で「命を大切にする心」を育む教育活動のことで、
その指導者を育成するための同講座では、日本宇宙少年団(YAC)の
杉山光二さんと臼井敏夫さんが指導者の目標や実践例教育理念を解説、
「銀河の里キゴ山天体観察センター」の小林幸雄さんは、
危機管理や安全対策などの重要性を講義。
講座を受講した高校教員の大石一博さんは、
「生徒に、体験学習への興味を持ってもらうために受講した。
かつて水ロケットを飛ばす指導をしたことがあるが、
教育のための教材を手に入れる機会にもなり、現場でも役立つ」。
同センター長の的川泰宣さんは、
「宇宙教育センターは、幅広い見識を身に付けた心豊かな青少年の育成。
宇宙活動で得られた魅力的な素材を活用して、青少年に宇宙と生命への愛や
未来に貢献する決意を持ってもらえれば。
今後も、宇宙教育への活動機運を地域に広めていきたい」。
受講生は、3年間宇宙教育リーダーとして認定され、
希望者は近隣の日本宇宙少年団の分団活動への参加や、
教室の運営や教材開発への支援などの活動サポートを受ける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000000-hsk_ak-l05
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