(サイエンスポータル 2008年8月11日)
恒常的ポストにつけず、一定期間採用の形で研究活動を続ける
ポストドクター(博士課程修了者)の数が、2006年度に前年の5.8%増。
企業を含む1,211 機関を対象、1,041 機関から回答。回収率は86.0%。
2006年度のポストドクターの延べ人数は16,394 人、
2004年から3年連続で増加。
このうち15%は、2005年度に博士課程を修了した新規博士課程修了者。
受け入れ先は、大学が66%と最も多く、独立行政法人が31%。
独立行政法人は、2004年から毎年、減少しているのに対し、
大学は57%、62%、66%と増加。
ポストドクターを雇う財源は、「競争的資金・その他の外部資金」46%、
「運営費交付金・その他の財源」(内部資金)31%、
この割合は2004年度からあまり変わらない。
雇用関係がなく、研究活動に従事しているポストドクターも6.4%(1,042人)。
ポストドクターの社会保険加入(事業者負担)状況を見ると、
2004年度以降、加入者の割合は55%、58%、61%と年々増加、
2006年度に大学では加入者は48%(独立行政法人では86%)。
http://www.scienceportal.jp/news/daily/0808/0808111.html
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