(岩手日報 8月9日)
県工業クラブ(長岡秀征会長)と県商工労働観光部長との意見交換会は、
盛岡市内で約40人が出席。
北上市のJR貨物駅構想について、県は関係機関、企業と連携して
JR貨物に働き掛ける方針を説明。
クリーンエネルギーの液化天然ガス(LNG)のパイプライン整備は
本年度、需要調査を進める考えを示した。
北上市のJR貨物駅設置構想は、
名古屋南貨物駅―盛岡ターミナル貨物駅を1日2往復している
トヨタ専用列車の効率化が狙い。
名古屋から運ばれた部品は、盛岡から約70キロ南下して
関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)にトラック陸送しているため、
効率が悪い。
同工場がある金ケ崎町の北部に隣接する北上市に、
貨物駅が整備されれば無駄を省けるため、県工業クラブ会員から
「北上地区の工業集積が進む中、一刻も早くやらなければならない」
北上の貨物駅は、海外展開を見据えた物流戦略上、
大きな意義を持つだけに、廣田淳・県商工労働観光部長は、
「地元自治体やトヨタ、関自などと十分な連携をとり、
JR貨物に働き掛けていきたい」と積極姿勢を示した。
LNGのパイプライン整備は、工業集積が進む北上川流域地域が対象。
LNGは、重要な産業インフラの一つに位置付け、
本年度、企業の需要動向などを調べる予定。
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200808/e0808092.html
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