(共同通信社 2008年8月5日)
ビタミンCをマウスに大量投与することで、がん細胞の増殖を
半分に抑えることができたとの実験結果を、
米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが米科学アカデミー紀要に発表。
約30年前に、ビタミンCががんに有効だと注目されたが、
その後の実験で否定。
今回は、効果が否定された経口投与ではなく、体内に直接注入。
「副作用もなく、人間への適用も可能」。
43種類のがん細胞と5種類の通常細胞に、
ビタミンC(アスコルビン酸)の溶液を加えると、
通常細胞に変化はなかったが、
がん細胞のうち33種類では細胞の半分以上が死滅。
腹腔内に子宮がん、膵臓がん、脳腫瘍の細胞を植え付けたマウスに、
体重1キロ当たり4グラムという大量のアスコルビン酸を毎日投与すると、
12-30日後に、投与しなかった場合に比べ、
がんの重さが41-53%に抑えられた。
副作用もみられなかった。
アスコルビン酸から発生した過酸化水素ががん細胞に作用。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=78087
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