2008年7月9日水曜日

「プール熱」幼児らに流行の兆し、手洗いなど予防徹底を

(読売 7月2日)

発熱や目の痛みなどを引き起こす咽頭結膜熱(プール熱)について、
幼児を中心に流行の兆しを見せていることが、
国立感染症研究所感染症情報センターの調べで分かった。

過去10年間で最大の流行だった、06年に次ぐ規模で患者が急増、
手洗いなどの予防対策の徹底を呼びかけている。

今年の患者は、5月中旬ごろから増え始め、
先月24日現在で2万7693人。
昨年の同じ時期よりも、1200人以上多い形で推移。

大分県、長崎県、石川県などで比較的多いものの、
地域の偏りなく感染は全国に広がっている。
年齢別では、5歳以下で全体の8割。

プール熱は、39度前後の高熱やのどの痛み、結膜炎などを
3~5日間にわたり発症する病気で、目やにやつば、便などを通じて感染。
保育施設などでは、プール行事をきっかけに流行が拡大することも多い。
重症化することはほとんどないが、再登園には医師の治癒証明書が必要。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080702-OYT1T00296.htm

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