(岩手日報 6月30日)
岩手大(藤井克己学長)農学部は、構内環境整備に向け
「ECOキャンパスプロジェクト」を本年度からスタート。
大学生の「グリーンサポーター」が、ハンギングバスケットの製作や
水やり、除草に取り組んでいる。
学生たちは、「自然豊かなキャンパスを自分たちで守っていこう」と、
身近な実践を通し環境意識を高めている。
「ECOキャンパスプロジェクト」チームは、
農学部の学生や教職員で構成。
登録制の「グリーンサポーター」には、学生17人が参加、
講義の空き時間に、交代でハンギングバスケットの水やりを行っている。
ハンギングバスケットは、6月に大学正門前などに9個設置。
卒業生で、ハンギングバスケット協会県支部長の吉川三枝子さんの
指導を受け、学生が作った。
除草は、これまで外部に発注していたが、経費面で回数も限られ、
雑草が「伸び放題」。
4月からは3週間に1度、学生が機械を操作し除草。
農学部棟玄関前の小道にも、クリスマスローズやギボウシを植えて整備。
学部棟南側の壁には、ヘチマやアサガオで「緑のカーテン」を設置。
冷暖房への木質バイオマス燃料や太陽光発電の導入なども検討。
大学院農業生命科学専攻の佐々木真由紀さんと山影陽子さんは、
「学校の役に立つことができてうれしい。
もともと興味があった『エコ』が身近になった」。
プロジェクトの代表を務める吉川信幸農学部教授は、
「岩手大のキャンパスは、市民も散策に訪れる憩いの場。
身近な実践を通し、大学全体に環境意識を広げていきたい」。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080630_6
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