(共同通信社 2008年8月19日)
武蔵野大学薬学部の阿部和穂教授らは、
カレーの香辛料として使われているターメリックの含有成分から
合成した化合物「CNB-001」が、記憶力を向上させる効果があることを
マウスを使った実験で発見。
ターメリックに含まれるクルクミンという化合物には、
アルツハイマー病の原因物質と目されている
「アミロイドベータタンパク」の蓄積を防ぐ効果があることが知られているが、
阿部教授は米ソーク研究所のデビッド・シューベルト博士と共同で、
クルクミンと誘導化合物の脳に対する作用を研究。
クルクミンの化学構造を少し変えて、「CNB-001」を合成させることに成功。
「CNB-001」は、新しい認知症治療薬候補になると期待、
研究結果は米老年医学専門誌最新号に掲載。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=78724
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