(読売 9月15日)
学校給食の食材に地元の野菜を使い、「地産地消」を進める
神戸市の「こうべ給食畑」推進事業で、
市は市内産野菜の利用率アップを目指し、
これまでのキャベツや白菜など19品目に加え、
新たにジャガイモやニンジンも食材とする取り組みを始めた。
2010年度までの3年間で、市内の小学校や養護学校など
計174校で利用率30%を目指す。
市は、これまでも無農薬栽培など一定の基準を満たすキャベツや白菜、
大根など「こうべ旬菜」に指定した19品目を、
学校給食に取り入れてきたが、子どもたちの地域農業への理解を
さらに深める狙いで今年4月、同事業をスタート。
07年度に、174校で給食に使われた市内産野菜は、
キャベツ(62トン)、白菜(20トン)など青物野菜を中心に112トンしかなく、
利用率はわずか9・6%。
同事業の目標である30%を達成させるためには、
これまで使っていなかった市内産野菜も取り入れることが必要と判断。
新たに食材となるジャガイモは、西区産。
不耕作地の活用などを農家に推奨し、6~7月の2日間、
計8・9トンを煮物などに使ってきた。
ニンジンの試験栽培も始めており、今後さらに品目を増やしていく。
市農水産課は、「不耕作地の有効活用になるうえ、子どもたちにとっても、
地元で栽培された新鮮で安全な野菜を味わうことで、
食について学ぶ機会が増えるはず」。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/05/20080912-OYT1T00943.htm
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