2008年9月11日木曜日

森さんに環境省表彰 岩手山の自然守り14年

(岩手日報 9月4日)

八幡平市大更の自然公園指導員森佐一さん(57)は、
本年度の環境省自然環境局長表彰を受けた。
指導員として14年間、岩手山での自然保護啓発などの実績が認められた
森さんは、「岩手山の自然を守り、安全な登山を楽しむための力になりたい」

森さんは、1994年7月に自然公園指導員となり、
主に岩手山の焼走り、上坊登山道で活動。
登山者への植物や地形の説明、登山道の安全確保などに尽力。

焼走り登山道は、コマクサの群生地としても知られている。
森さんは、「国内でも誇れる分布。ここ10年で訪れる人がものすごく増えた。
登山道の柵を越えないなど、コマクサを守るためのマナーを
気に掛けてほしい」。

平舘高山岳部で初めて岩手山に登り、市職員の傍ら岩手山と向き合ってきた。
県山岳協会指導委員会理事、市山岳協会理事、
八幡平遭難対策委員会捜索救助隊副隊長も務める。

森さんは、「岩手山を通し多くの仲間に出会い、支えられてきた。
私以外の自然公園指導員、先輩や仲間と一緒に受けた受賞」と感謝。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080904_9

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