(岩手日報 9月2日)
男性の結婚生活の成否に影響を与える遺伝子が、
スウェーデン・カロリンスカ研究所などの研究で見つかった。
この遺伝子には様々な型があり、うち1種類を持つ男性は、
結婚が危機にひんした経験のある人が多かった。
この成果は、近く米科学アカデミー紀要に発表。
この遺伝子「AVPR1A」は、バソプレッシンというホルモンを
脳内で受け止める物質をつくる。
スウェーデンで成人約2000人について調べた結果、
この遺伝子が「334」という型の男性は、
妻に不満を持たれている割合が高く、
過去1年間に離婚など結婚生活が破たんしたか、
その恐れのあった人の割合が、他の型の男性の2倍以上。
女性は、遺伝子型の影響がみられなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080902-OYT1T00527.htm
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