(共同通信社 2008年9月4日)
ボルトの速さはヤムイモのおかげ?
滋養強壮作用があるとされるヤムイモの一種に、
脂肪の代謝を良くして運動機能を高める効果があるとする研究結果を、
大津市の医薬品企業タカラバイオが発表。
北京五輪の陸上短距離で、3つの世界新記録を打ち立てた
ジャマイカのウサイン・ボルト選手も、普段からヤムイモを食べている。
同社が研究したのは、ジャマイカのヤムイモと異なる種類だが、
似た成分は含まれており、
「ボルト選手の驚異的な速さの秘密に関係しているかも」。
同社は、沖縄などで育つヤムイモの一種トゲドコロに着目。
少し混ぜた餌をマウスに与え、週1回の水泳運動を2カ月続けると、
普通の餌を食べたマウスより水泳時間が10-20%長く続く。
体脂肪の量も減少。
肝臓を調べると、脂肪を燃やしてエネルギーに変える酵素をつくる
遺伝子の活性が高まっていた。
トゲドコロは、アジア原産で粘りや甘みが強いのが特徴で、
国内生産量が年数トンという希少品種。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=79504
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