(共同通信社 2008年9月4日)
米国の10代の若者の自殺率は、2005年に10万人当たり4・5人、
2004年の同4・7人から5%減とわずかに減ったが、
依然高率が続いている。
この調査結果は、米医療協会ジャーナルに掲載。
米国の10-19歳の自殺率は、1996年以降減少傾向が続いていたが、
2004年に前年比18%増と急増。
研究者は、2004年以降の自殺増加と米食品医薬品局(FDA)が
同年に出した抗うつ剤に関する警告との関連を懸念。
FDAは、抗うつ剤の使用が自殺志向の危険性を高めている
可能性があるとの報告書を基に、抗うつ剤の使用を控えるよう警告。
バーモント大学のファスラー教授(心理学)は、警告後、
10代の若者が抗うつ剤使用を恐れるようになり、
これが若者の自殺増加につながっている可能性がある。
http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=79501
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