(CNN 9月29日)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の数学者チームが、
世界中のコンピューターを活用したプロジェクトを通じて、
1300万けたの新たな素数を発見。
インターネットの権利保護団体、米電子フロンティア財団から
賞金10万ドルを授与される見通し。
素数とは1、7、11のように、その数字と1でしか割り切れない数字。
新しい素数は、「2のP乗-1」で表わされるメルセンヌ素数(Pも素数)
としては46番目となる。
今回UCLAが発見した素数のPは43,112,609。
UCLAによるメルセンヌ素数発見は、これが8番目。
さらに次の素数探しに着手する意向。
メルセンヌ素数探しは、インターネットを活用したプロジェクト
「GIMPS(Great Internet Mersenne Prime Search)」で実行、
世界で数千人が参加して、未使用時のコンピューターを
インターネットで結んで膨大な計算を処理。
UCLAは、学内の「Windows XP」搭載コンピューター75台で
GIMPSと連携、8月に今回の素数を発見。
別のコンピューターを使って、違う計算方法でも確認。
米電子フロンティア財団は、インターネットを通じたコンピューターの
利用協力を促す目的で、1000万けたを超すメルセンヌ素数の発見に
賞金をかけ、素数が来年にも正式発表されるのを待って賞金を授与。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809290010.html
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