2008年10月4日土曜日

ノーベル賞候補に審良教授 情報サービス大手が予測

(共同通信社 2008年10月2日)

情報サービス大手のトムソン・ロイターは、論文の引用回数などから
推測した今年の科学・経済学分野のノーベル賞の有力候補21人を発表、
医学生理学賞に審良静男・大阪大教授(免疫学)らを挙げた。

同社の前身会社が、2002年から候補に挙げた研究者のうち、
12人が既にノーベル賞を受賞。

医学生理学賞では、「トール様受容体と自然免疫の研究」により、
審良教授と米仏の研究者の計3人を挙げた。
審良教授は、全科学分野の論文引用ランキングで2年連続世界一になるなど、
最もホットな研究者の一人。

化学賞では、ナノ材料や標識用蛍光タンパクの分野、
物理学賞では、宇宙の暗黒物質の存在確認や超薄膜高分子「グラフェン」の
発見などの分野で、外国人研究者が挙げられている。
経済学賞候補としては、計量経済学への貢献など3分野で、
計6人の米国人を紹介。

昨年の予測では、ノーベル物理学賞の有力候補に飯島澄男・名城大教授と、
今年7月に死去した故戸塚洋二・東京大特別栄誉教授が挙げられていた。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=80705

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