「三陸の豊かな海にたくす夢」を大会標語に、
「第6回海フェスタいわて」(同実行委主催)は19日、開幕。
大船渡市盛町の市民体育館では約650人が出席して
開会式が行われ、フェスタの成功を誓った。
沿岸南部3市2町を会場に、27日までの9日間、
100を超す多彩なイベントが繰り広げられる。
午前9時40分からの開会式には、国内の海事関係者や国、県、
地元関係者らが出席。
地元の前田子ども鹿踊りが披露され、開幕を元気に宣言。
主催者を代表して実行委員会会長を務める甘竹勝郎市長は、
「今フェスタは、海洋基本法が施行されて初の開催。
3市2町が一体となって、海に感謝する心をここ三陸から全国に発信したい」
宮舘寿喜副知事、国土交通省東北運輸局の木場宣行局長が祝辞。
大会標語の作者の田村靖彦さん(奈良県三宅町)、
シンボルマーク作者の海老原章さん(静岡市)らをそれぞれ表彰。
開催地の大船渡、陸前高田、釜石、住田、大槌の5首長が
ステージ中央にそろってがっちりと握手。
フェスタの成功に向けて、思いを新たにした。
世界最大級の練習帆船「日本丸」(2570トン)が入港。
大船渡湾をゆっくりと進み、大船渡海洋少年団のメンバーらが
手旗信号で出迎える中、茶屋前埠頭に接岸。
広田マリンキッズの菅野智楠さん(広田小2年)は、
「日本丸は、とても背が高くてびっくり。
船員さんは、私たちの手旗信号にちゃんと応えてくれた」と大喜び。
大船渡港には、護衛艦などの大型船が4隻入港し、
フェスタの開幕を祝福。
入港歓迎セレモニーなどが行われ、早くも家族連れらでにぎわった。
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