2008年7月29日火曜日

水素水に記憶力低下抑制効果、日医大教授がマウスで確認

(読売 7月19日)

水素水を飲むことで、記憶力(認知機能)の低下を抑えられることを
日本医大の太田成男教授らが動物実験で確認。
認知症の予防や治療にも道を開く成果で、
科学誌ニューロサイコファーマコロジー電子版に発表。
ストレスによって、記憶力が低下することは知られている。

研究チームは、マウスを狭い空間に閉じ込め、餌を与えないなどの
ストレスを加えたうえで、記憶力が、水素が大量に溶け込んだ水と
通常の水を飲ませた場合でどのくらい違うか、10匹ずつ、
三つの方法で6週間かけて比較。

その結果、いずれの場合も水素水を飲ませた方が記憶力が顕著に高く、
ストレスのないマウスとほぼ同等。
記憶をつかさどる脳の領域(海馬)における神経幹細胞の
増殖能力も同様の傾向。

研究チームは昨年、水素が活性酸素を取り除き、脳梗塞による
脳障害を半減させることを確認。
認知症は、活性酸素などによって神経細胞が変性する病気とされるが、

太田教授は、「水素水を飲まないマウスの海馬には、
活性酸素によって作られた物質が蓄積。
水素水が、活性酸素によって低下した神経細胞の増殖能力を回復させ、
記憶力低下も抑制したと考えられる」。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080718-OYT1T00613.htm

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