(毎日 7月21日)
暑い夏に相次ぐ熱中症を予防するための基準に、
「暑さ指数」があります。どのような指標なのでしょうか?
熱中症は、暑さで体温を一定に保てなくなり、
体内の水分や塩分のバランスが崩れて、異常が表れた状態。
このような人の体内の熱収支には、気温だけではなく、
湿度、照り返しや日射などの輻射熱も大きく影響。
これらの要素を取り入れたのが、暑さ指数。
専門的には、「湿球黒球温度(WBGT)」と呼ばれ、「度」で表します。
日本体育協会の運動指針では、WBGTが31度以上なら、
気温はほぼ35度以上に相当し、
皮膚の温度より気温の方が高い環境となるため、運動は原則中止。
この運動指針では、WBGT28~31度は厳重警戒、
▽同25~28度は警戒、▽同21~25度は注意、
▽同21度まではほぼ安全、と分類。
環境省は、携帯電話のインターネット向けに、
一部地域の暑さ指数を情報提供。
予防の参考にしてはいかがでしょうか。
(http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/kt/prev_menu.html)
http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2008/07/21/20080721ddm016040033000c.html
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