(CNN 7月24日)
給料のことを尋ねてはいけない。年齢を聞いてもいけない。
恋愛についての質問もご法度――。
北京五輪で外国から訪れる観光客と接する際に、
「聞いてはいけない」8項目を列挙したマナーポスターが、
北京中心部に張り出された。
ポスターは、地元自治体が作成したもので、住民向けに中国語で書かれ、
北京五輪とパラリンピックで海外から訪れる観光客と接する際の
マナーを説いている。
聞いてはいけないプライベートな事項として、年齢、給料、恋愛、健康、
収入、政治的立場、宗教、個人的体験の8項目。
北京市の広報は、「初対面の人にこのような質問をするのは、
中国では普通だが、外国人は拒否反応を示す。
地元住民を啓発し、社交上もっと神経を配るようになってもらいたい」
障害者と接する際の注意事項を記したポスターも。
視覚障害者との会話で、「あっちです」、「そっちです」などの表現を避け、
身体障害者に「後ろにあります」などと言ってはいけない。
「あなたは素晴らしい」、「すごいですね」などの言葉を掛けるよう奨励。
中国政府や北京五輪委員会は、これまでにも地元住民のマナー向上を
目指し、列に並んで待つ、たんを吐かない、乱暴な運転はしないなどの
啓発キャンペーンを展開。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200807240011.html
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