2007年9月10日月曜日

ラグビー:W杯 予選リーグ 91失点、日本大敗 豪州と初戦、得点1PGのみ

(毎日新聞 2007年9月9日)

日本 3-91 オーストラリア
(前半:3-23、後半:0-68)

日本は、前回準優勝のオーストラリアに3-91で大敗し、黒星スタート。
日本は、91年の第2回大会でジンバブエを破って以降、11連敗。

日本は、前半は低く前に出る組織的な防御で健闘したが、
後半にタックルが甘くなり、10連続トライを奪われるなど一方的な展開に。
得点も、前半終了間際に小野が挙げた1PGのみでノートライ。
日本は、12日にフィジーと第2戦を行う。

◇集中と自信、勇気を今後に--日本・カーワン・ヘッドコーチ

日本にとってあまり良い一日ではなかったが、
今後の試合に向けて、集中と自信、勇気を持っていきたい。

◇防御崩壊、非力を痛感

日本と世界との差を思い知らされた一戦だった。
唯一、2度の優勝経験を持ち、世界ランキング2位のオーストラリアが相手。
日本は、第2戦のフィジー戦を勝機と見て、控え選手中心で臨んだ。

前半は健闘といえるだろう。
キックオフから、低く絡みつくようなタックルで対抗。
現在、世界最高とも評されるグレーガン、ラーカムのHB団が操る
オーストラリアの波状攻撃を、最後の一線で防いだ。
前半、圧倒的にボールを支配しながら、
オーストラリアのトライが3本にとどまったのは、
日本の防御が堅かったからにほかならない。

カーワン・ヘッドコーチの
立ち上がりから集中して、日本のスタイルに徹する
との意図は、守りの面では徹底された。

攻めても、日本ボールのラインアウトで、
相手の態勢が整う前に素早くスローインするなど、
工夫が見られたことも確か。

しかし、後半、試合の様相は一変。
開始早々、オーストラリアがラインアウトからラインに展開。
CTBの縦の攻めを軸に、日本の防御を破りにかかる。
タックルで止められた後も、短く縦につなぐ攻撃。
あっさりとゴールラインを割られてしまった。

この後は、オーストラリアの一方的な攻めが続くばかり。
後半の立ち上がりに「集中」を欠いて、
日本はまた、自らの非力を確認する結果となった。

「負けは負け」の勝負事だが、負け方にもいろいろある。
大敗としか言いようのない第1戦の敗戦が、
第2戦に挑む主力選手の士気に影響しないか心配だ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20070909ddm035050118000c.html

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初戦のオーストラリア戦は予想された結果。
これは、予選突破には致し方ないこと。
予選突破するには、2位に入らなければならない。
それには、オーストラリア以外のチームに勝つこと。
そのために、あえて主力選手を出さず、リザーブ中心に試合。

今の日本の実力では、オーストラリアに勝つことはできない。
この現実はわかってはいるが、やはり負けるのは悔しい。
この大敗を生かすには、次のフィジー戦に勝つこと!!
Forza, Team Japan!

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