(2009年6月12日 毎日)
骨の健康に不可欠なカルシウムについて、
必要摂取量を満たしている女性は1%に満たないことが、
ダノン健康・栄養普及協会の調査で分かった。
カルシウムは、過不足の結果がすぐに表れないことから
「沈黙のミネラル」と呼ばれ、摂取量不足が問題。
調査は、20-50歳代の女性を対象にインターネットで実施、722人が回答。
カルシウムを「適度にとっている」、「とりすぎ」と感じている人は36・5%、
実際の食生活から摂取状況を推定するチェック表を使って
自己診断してもらったところ、「足りている」は0・8%、
「少し足りない」を含めても5%未満。
女性のカルシウム摂取量(18歳以上で1日600-700ミリグラム)に
ついて、77・1%が「分からない」と答え、正解率は8・7%。
ライフスタイルとの関連を分析、やせ傾向の人に不足が目立ち、
朝食を抜いたり夕食を外食で済ませることが多い人ほど不足。
上西一弘・女子栄養大教授(栄養生理学)は、
「女性のカルシウム不足は、閉経後の骨粗しょう症のリスクを高める。
若い時から骨密度を測るなど気をつける必要がある」
http://www.m3.com/news/GENERAL/2009/6/12/101880/
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