2008年1月13日日曜日

郵便局利用し遠隔健康診断 2月に旭川医大が実験へ

(共同通信社 2007年12月28日)

旭川医科大(吉田晃敏学長)は、
郵便局の高速通信網や局内のスペースを利用した、
遠隔地での健康診断「一坪健康センター」(仮称)の実証実験を、
来年2月に道内で始めると発表。
増田寛也総務相の了解も既に得ており、全国初の試み。
同大は、将来的には診察にも応用したい考え。

郵便局内に健康診断用の機器を設置。
検診者が体重や体脂肪率などを量ると、郵便局の高速通信の
ネットワークを通じて大学側にデータが届く仕組み。

北海道では、通信インフラの整備の立ち遅れが問題となっているが、
同大は郵便局の高速通信網に注目。
現金自動預払機(ATM)と同じ回線をもう1回線敷設し、
専用回線として利用する。

郵便局会社が、道内の約1000の郵便局の中から、
実験に協力できる10局を来年2月に決定。

吉田学長は、「郵便局を利用する人は相当数いる。
郵便局に立ち寄ったついでに利用してもらえるはずだ」と
実験、実用化の意義を強調。

http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&categoryId=&articleId=65240

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